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大阪仏壇

各宗派の違いを活かした豪華絢爛な佇まいの仏壇
大阪仏壇は、大阪市、八尾市、東大阪市、堺市、岸和田市などで作られている仏壇。大阪仏壇には産地内に漆塗金仏壇と唐木銘木仏壇の2部門がありますが、こちらは一般に「大阪唐木仏壇」と呼ばれています。

特徴

大阪仏壇の原型は、天明(1781~1788)の頃、農人橋お祓筋の仏師池田屋小林弥吉の手で作られた「ほぞ組」「戸障子付き」「宮殿組み込み」「蒔絵」「彩色」が施された仏壇であるとされています。大阪仏壇の大きな特徴としては、「高蒔絵」という技法(内部上段の前面に段金具を打ちつけたように見せ、金具による木地の損傷を防ぐ技法)や、金箔を押した柱や彫刻の表面を彩る優美な彩色、扉前面の錺金具八双に各宗派の違いがあることなどが挙げられます。また、大阪仏壇は豪華絢爛見た目だけではなく、耐久性も優れています。

歴史

大阪仏壇の製造は、552年、百済より難波津(今の大阪)に経文と共に6人の仏工(仏師)・造寺工(大工・細工師)などが遣わされたことに始まると言われています。また、聖徳太子が四天王寺を建立した際にも百済から技術者を呼び寄せました。これらの技術者により仏壇、仏具の産地が形成されたと考えられています。その後、仏教が広まるのと共に、大阪の優れた製作技術・技法が一円に広まっていきました。江戸時代になると、大阪は商人文化の発達した日本屈指の大都市となりました。大阪商人の財力により、仏壇は次第に豪華なものになっていったと考えられます。大阪仏壇は、伝統的技術と高い品質が認められ、1982年(昭和57年)に通産大臣から伝統工芸品の指定を受けました。

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