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七尾仏壇

石川の工芸技術を駆使した堅牢かつ華麗な仏壇
七尾仏壇は、石川県七尾市・鹿児郡鹿島町・中島町・田鶴浜町で生産される仏壇。輪島塗りや金箔加工など石川の工芸技術を駆使した華麗さと、山道での運搬に耐えうる堅牢さを併せ持つ仏壇です。

特徴

七尾仏壇は、堅牢であること、装飾が豪華であることが大きな特徴です。
能登地方は山間部が多いため、山道での運搬に耐える堅牢さが必要とされました。鏡板(本尊、脇仏の後板)を二重にする「二重鏡板」、組み立ては全て釘を使わない「ほぞ組」にするなど工夫を凝らし、丈夫な造りとなっています。
七尾仏壇には漆塗りや金箔加工など石川の優れた工芸技術が駆使されています。金箔をふんだんに使用、荘厳な二重破風屋根の宮殿、青貝を使った立体感に満ちた蒔絵、緻密な彫刻や輪島塗の流れをくむ漆塗りなど、圧倒的な華麗さを誇っています。
仏具として扱われる三卓を仏壇の付属品として作ることも七尾仏壇の特徴の一つです。

歴史

七尾仏壇の製造が繁栄した背景としては、次の2点があげられます。ひとつは、15世紀に来訪した蓮如上人が七尾仏壇の起源は明らかではありませんが、元和元年(1616年)の加賀藩の調査によると「塗師町通り」の名称がみられ、すでに仏壇業が成立していた記録があります。
室町時代には、能登国守護の畠山満慶が蒔絵・彫刻等の工芸産業を保護・奨励し七尾仏壇の基礎を築きました。江戸時代初期には、「塗師町通り」「木町」「大工町」などの職人街がすでに形成されていたと言われています。明治時代初期には、現在の七尾仏壇協同組合の前身である「七尾町塗師業仲間」が存在していたと確認されています。

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