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飯山仏壇

良質な木材と長年培われた伝統の技
飯山地方は、古くから仏教信仰の篤い地として知られ、現在でも市内には四十カ寺があり、「信州第一の仏教の地」とも言われています。また、仏壇原材料(木材など)が地元にあったことや、漆塗りに最適な清澄な空気と適度な湿気をもつ気象条件があったことが仏壇作りが盛んになったことの要因と考えられています。

特徴

飯山仏壇の大きな特徴として、「肘木組物」で造られた宮殿、「弓長押」「胡粉盛り」が挙げられます。「肘木組物」は肘木を引き抜くと簡単に分解できるようになっている飯山仏壇独自の技法。「弓長押」は肘木組の宮殿がよく見えるよう長押の中央を弓形に上げた長押。「胡粉盛り」は蒔絵に立体感を持たせるために貝殻を粉にした胡粉で盛り上げて、その上に漆を塗って描く技法です。

歴史

飯山仏壇の起源は元禄二年(1689年)。甲府から寺瀬重高という人物が訪れ、素地仏壇(塗りを施さない仏壇)を手掛けたのが始まりだとされています。また、塗仏壇が用いられるようになったのは、越後潟町から来た鞘師屋佐七によるというのが通説のようです。幕末になると稲葉喜作が仏壇彫刻の名手として有名になりました。稲葉家の祖先は京都の出身であり、そのため、飯山仏壇は京都の流れをくむものであると考えられています。/p>

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