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彦根仏壇

城下町で伝承されてきた高級大型金仏壇の代名詞
彦根仏壇は、滋賀県彦根市及びその周辺で製造される金仏壇の総称。井伊家三十五万石の城下町で伝承されてきた仏壇で、鎧兜、刀剣などの武具師や細工師、漆工などの技術がそのまま生かされています。欅の荒い木目を生かした木目出し塗りなど高級素材をふんだんに使った豪華な作りで、高級大型金仏壇の代名詞とも言われます。

特徴

彦根仏壇の特徴は、豪華で荘厳な雰囲気を持ちつつも、京風の影響を受けた落ち着いた高級感があることです。主材には仕上がりが美しく、狂いがない桧材、または、木目のいい欅や杉材が用いられ、漆は光沢のよい国産漆、泥絵の盛り上り蒔絵、金箔は95%以上の純金箔を使用し、全ての工程が伝統を守りぬいて作られています。また、彦根仏壇は、必要な道具、付属品の収納を考えて文書箱や台が一体となっているなど、日常の使用に便利なように細かく工夫が施されています。彦根仏壇は、木地師、宮殿師、彫刻師、箔押師、蒔絵師、塗師、錺金具師といった、専門工程七職の職人がひとつひとつ手づくりで仕上げられています。

歴史

彦根仏壇は、滋賀県彦根市を中心に製造される仏壇です。彦根仏壇の起源は徳川時代中期、それまで武器や武具の製作に携わってきた塗師、指物師、錺金具師などが平和産業としての仏壇製造に転向したのが始まりだとされています。 その後、仏壇を家に設けることが一般化したこと、彦根藩主が仏壇作りを保護したことによって、産地としての体制が整い、彦根の地場産業として大きく発展しました。
戦後は、彦根仏壇同業組合が結成され検査制度を設けるなど品質の向上につとめ、その生産地域も彦根市全域に広がり、彦根の地場産業の一つとして大きく飛躍し現在に至っています。

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