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取材手記

常日頃、全国各地の仏壇産地や工房を巡り、多くの職人や経営者とのやりとりを続ける鎌倉新書の記者が、取材の合間に書き綴ったちょっとした出来事や発見をお伝えします。

一生物を作るために、一生の覚悟を持ち続ける志
2011.07.16
自身も職人でもある、都内老舗仏壇店のご主人が常に大切にしている言葉が印象的でした。
それは、「良い仏壇を作ることは当然、一生物の仏壇として使っていただくための配慮は一生行なう」というもの。
素材を吟味し、職人の技をもって作り出した仏壇。その仏壇に、お客様の想いや時間をかけて一生物にしていただくために仏壇職人がすべきこと。それは、買ってくださったお客様の自宅の設えや住む周辺の気候の変化に気を配り、配慮をし続けることだとご主人は考えています。
「一生物を作るには、自分の一生をかけて見届けなければいけない。だから職人は長生きをしないといけないし、技と心を次世代に引き継がないといけないと思っています」と厳しい目で語ってくださいました。
一生の覚悟を持った職人の手から作り上げられた仏壇は、お客様とともに年を重ねて、生活の、家族の大切な一員となっていくことでしょう。


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